毎日の園生活では

絵本の読み聞かせ 豊かなことばの表現を

絵本の読み聞かせを毎日しつつ、絵本の図書室を充実させています。
 
言葉の文化は子どもたちに伝えていきたい大切なものです。大人と子どもや子どもどうしの生活の中で、言葉の表現力がはぐくまれていきますし、人とかかわっていく力もまた、言葉の育ちとともに培われていきます。ふれあい豊かな生活がその成長の土台となるものです。
 
話す言葉がしっかりと育った土台のうえに、やがて文字で書かれた言葉の世界にも入っていくことになります。
 
絵本は、こうした豊かな言葉の文化に触れていく仲立ちとして、子どもにとって実に大切な意味を持つものです。子どもたちは読み聞かせてもらうお話を楽しみにしています。園ではいま絵本の図書室に1700冊ほどの絵本を充実させることができてきました。絵本の貸し出しもしていますし、毎日の読み聞かせのための大切な資産となっています。

手先をいっぱい使ってモノ作りを

こいのぼり作りに始まり、たくさんのモノ作りの体験を重ねていきます。
 
年長組では絞り染めのこいのぼりが恒例になっています。
 
子どもたちは、のりでつける、はさみで切るといった技から身につけてはじめ、いろいろな素材にむかって手の技をつかう経験を深めていきます。技や創造力は大切な力です。
 
クラス活動としてのものも多くありますが、創造性を育む場は自由遊びの中にもふんだんにあります。
 
子どもは砂場で山や道や川をつくることが好きですし、砂や土で団子をつくったりして園庭でもままごと遊びが展開されます。折り紙など紙をたくさん使っていくうちに、うまく紙飛行機も作れるようになった子どもたちは得意気に飛ばして楽しんでいたりします。
 
写真のように、秋に「お店屋さんごっこ」にむけて作ったものは、並べて「作品」として見ていただく機会があります。ときどき買うのも大変な「傑作」もあったりします。

体と心を育てて たのしくがんばる

毎週火曜日、保育内で専門講師と担任教師が協同して体育の指導をします。体操やマット・平均台・とび箱などを使いながらの運動で、バランスのとれた身体をつちかいます。一方、幼児の体づくりの基本は活発に体を動かす遊びです。
 
園庭を駆け回ったり鬼ごっこをしたりと、楽しいから動く、動きたいから動くという遊びの場が日常からふんだんにあることで体は育っていきます。うまくできるようになりたい、速く走れるようになりたいという生きる意欲が育つことと体の育ちは、幼い子どもほど切り離せないものです。
 
3歳から4歳・5歳へと体も心も成長が著しい年齢の子どもたちの、それぞれの成長に見合うように、広い園庭や遊具の環境を整えていっています。
 
10月には園庭で運動会をします。年長組ではこんなにも足が速くなるのかといった年齢をおっての成長がみられる場でもある、楽しく元気な運動会ですのでお越しください。

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